さばたつブログ

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サヴァスロ デッキ構築についての話 第2章 試作デッキを作ろう編

こんにちはさばたつです。

前回に引き続きデッキ構築についての話をしていきます。

今回の記事は前回のデッキタイプ分け編を見ていることが前提となるため、先にそちらを見ていただけるとよりわかりやすくなると思います。

サヴァスロ デッキ構築についての話 第1章 デッキタイプ分け編 - さばたつブログ

今回のテーマは試作デッキを作っていこうです。また、今回は私が試作デッキを実際に完成させるまでの流れに沿って解説していこうと思います。

軸を決めよう

軸とはそのデッキに置ける主役となるカードを表します。汎用性の高いカードではなく特定の場面で攻めに使うカードが軸となるカードですね。

例としてはアカズキン災厄の塔ギガスバハムートなどが上げられます。

特にアカズキン災厄の塔万人向けであり、比較的デッキが組みやすいため、初めてデッキを作る場合はこの2枚から軸を選んでデッキを組み始めるのがオススメです。

そして、軸を決めることでデッキタイプを決めやすくなります。

デッキタイプを決めよう

ここは前回の記事で詳しく解説したため、今回は少しだけ解説します。軸となるカードに応じて、目指したいデッキタイプを決めていきます

そうすることで残りの枠に入れるカードのコストを低めにするか、中型にするか、高めにするかが決まります

決めたデッキタイプに沿って残りの枠を埋めていこう

デッキの方向性が決まったら残りの枠にもカードを入れていきます。

基本的に残りの枠に入れるカードは魔法カードが1~3枚、塔カードは0~1枚になる事が多く、魔法と塔を合わせて2~3枚にする構築が多いです。

使い魔は地上使い魔を1~2体、対空中使い魔を1~2体、空中使い魔を0~1体、の構築になることが多く、対空中使い魔と空中使い魔を合わせて2~3体にして、余った枠に地上近接使い魔を入れる構築が多いです。

(ここではアイスマンドレイクも対空中使い魔として扱う。)

地上近接使い魔を入れる枠がなくなった場合は魔法、塔カードの枠を削って入れましょう。

また、注意点としては高回転デッキを目指すにしても平均マナは2.4以上、重量級デッキを目指していたとしても平均マナは4.4以下辺りまでに抑えておきましょう。また、枯渇系以外は2コスト以下を1枚、3-4コスト帯を2枚以上は最低でも入れましょう。これらの条件から外れると使い手を選ぶ特殊な構築になったり、相性差がひどく出る、最悪の場合軸となるカードの本来の力を出せなくなってしまいます。

ここまで長々と説明してきましたが、初めて作る時にいきなり何もわからない状態から始めるのは難しいためここでは入れる枠に困ったらとりあえず入れたい汎用性の高いカードを簡単に何枚か紹介していきます。

デッキ構築に困ったらとりあえず入れてみたい汎用カード

ワーライオン

コストが低く体力も高めのため比較的使いやすく、あらゆる使い魔に対しての壁役として使われます。

トリシューラ

体力こそ低いものの攻撃力の高さと移動速度の速いため、防衛において相手の地上使い魔を倒すには強力なカードですね。

カラミティージェーン

対空中使い魔としてはコストと射程の長さ、性能のバランスがかなりよく取れており、使い勝手がかなり良い使い魔です。

アイスマンドレイク

1コストと非常に軽いだけでなく一定時間相手の動きを止めるため、使い魔や砦が攻撃される回数を減らしてくれるため、防衛においてはかなり使いやすい使い魔です。

ロビンフッド

カラミティージェーンに比べて総合的な対空性能は下がりますがその代わりに1コスト低いためデッキの回転率を上げやすい点やハーピーなどの群れに攻撃速度が早いため有利が取りやすいです。

槍ブラウニー

体力、攻撃力は低いですが2コストという軽さが魅力的であり、デッキ回転率を上げることができます。また、3体同時召喚であるため単体攻撃相手には時間稼ぎもできる点がポイント。

ラグナロク

単体使い魔に対してはかなり強く、イージスなどの高耐久使い魔ですら処理を1枚で出来てしまう空中使い魔です。ただし、欠点として群れ系使い魔や雷系の魔法に弱いため過信をしてはいけません。

フェアリー

体力がかなり低いですが群れで襲った時の攻撃力は高く、防衛において有利交換を取りやすいカードです。ただし、アカズキン以外の軸となるデッキでは攻めには使いにくいため、防衛専用として採用しましょう。

迅雷

コストが低く使い勝手がかなりいい魔法カードです。槍ブラウニーやフェアリー処理はもちろん、ラグナロクなどの厄介な使い魔のわずかな時間動きを止めるのにも役立ちます。

轟雷

現環境では採用率レートルール、大会ルール共に1位2位を争うほど人気の高い魔法カードです。広めの範囲と遠距離使い魔を瀕死にするには十分なダメージを素早く出すことができ、オマケに相手の動きもわずかな時間止めることもできます。

猛毒の淵

現環境においてレート戦での採用率はあまり高くないですが、大会ルールでは轟雷と同じ位採用されやすいカードです。合計ダメージが轟雷よりも高い点と8秒残るため小型使い魔を出しにくい状態を作れる強みがあります。

暴風

敵使い魔の配置を無理やり変えさせたり、相手のコンボを崩したりと幅の広い使い方をできますが直接ダメージを与える魔法ではないため使い方がかなり難しく、中~上級者向けのカードとなってます。

完成したらデッキタイプの条件を満たしているか確認しよう

あらかじめ決めておいたデッキタイプの条件と同じようなデッキができているかを確認していきましょう。もし、狙ったデッキタイプと異なるデッキができている場合は条件を満たしていないカードを抜いて条件を満たしているカードに変えましょう。

今回はここまで次回は試作デッキを実際に使ってみて強い所、弱い所を見つけていき、パターン別の改善例を出しつつ、完成形に持っていくまでの話をします。