さばたつブログ

主にゲーム関係の事について書いていきます

天気の子を見た感想

こんにちはさばたつです

元々話題になってたのと友達と遊びに行きたいという理由だけでなんとなく見たはずだったんですが色んな意味で面白い作品だったのでブログになんとなく感想を残してみる。

多分この作品は今見たのと将来またテレビかなんかで見た時に大きく受け取り方が代わる作品になるんじゃないかなーなんて思った。

可能な限りネタバレは防いだ上で感じた事でも書いていこうかなと思う。

王道からは外れている作品

テレビで公開された冒頭部分や王道系なのかな?って感じで中盤あたりから王道系か???となり、終盤に近づくにつれて王道系からどんどん離れてラストは完全に王道系から外れます。

あらゆる所で賛否両論ですが僕も友人と行き、賛否が分かれました。ただ、天気の子は王道系から外れてるからこそ、その人が今どんな人生を送っているのか、どんな立場なのかによってそれぞれ作品から受け取るメッセージが大きく変わる作品でもあると思いました。

よくある王道系だとだいたい視聴者を特定のサイド側が正しい!相手は悪だというわかりやすい善と悪の2つの考えを提示してみんなが納得するような展開になる、悪役サイドに情を持たせるにしても、国から理不尽な扱いを受けたなどのわかりやすい同期があります。

しかし、天気の子では特定のサイドというよりも登場人物の誰かに同意する、もしくは誰にも同意しないような作品になってるんじゃないかなーと思いました。

というのも登場人物が極端にファンタジーじゃなきゃこんな人おらんやろ!って人からちょっと探したら絶対周りにいそうな超現実的な人まで幅広い人物が出てきたり、東京が主な舞台だが、物凄く出てくる建物やインターネットのサイトなどが現実的であり、ファンタジーの世界ではないような感じを受けつつもしっかりとファンタジーになっているという不思議な感覚な物語であった。何よりラストはぶっ飛んでいる。

そして、登場人物の誰が正しいかと言われるとこの人が絶対正しいと言いきれるのか、人によっては誰も正しいことをしていないと思う人もいると思います。特に主人公に対してはそれが強く出そう。だからこそ賛否両論なのかもしれませんね。

何より、作品のラストは人によってはめでたしめでたしと思う人もいると思うし、何も解決していないと思う人もいると思います。または別の意見を感じるかも...

何気ないセリフに意味があるように感じた

天気の子はもちろん、この会話すごい怪しいし、後々なにかありそうじゃない?といったところがあり、それが終盤でちゃんと意味を成す。その一方で、何気ない日常的な会話が終盤に差し掛かってとある人物のセリフを聞くとあれ?確かにこういった別の視点での考え方もあるなと思うような作品でもあると思う。

特に学生と社会人であったり、世代が違う人と見ると見終わったあとの作品の感想における話し合いが大きく変わりそうかなーと思う。

もし、考察をしたり、友達と作品の話し合いをするのが大好きな人ならば特にオススメしたい作品だったなと思います。

自分だったら、どうするかを考えてみるのも面白いかもしれません。

ネタバレを防ぐとかける事ってあんまりないなーと思う一方でネタバレなしであれだけの記事をかけるプロってすごいと思いつつここで終わろうと思います。

間違っても君の名はみたいな作品だと思ってみない方がいいと思うよ。

それではまたなにか機会があったらブログを書くと思います。